2017年1月26日木曜日

第10話 想いを繋いで・・・

今年が始まり早くも1ヶ月・・・。
皆さんいかがお過ごしですか?



今日はとあるお店を紹介します。



病院・・・!?

















いいえ。
これは雑貨屋さんなんです!
名前は「chotto futto -HOME-」
"chotto futto"と書いて「ちょっとふっと」と読みます。



元々オーナーさんのご実家でされていた病院をリノベーションして、
昨年11月にオープンしました。



看板にはまちの雑貨屋とあります







中に入ってみるといくつかのスペースに分かれており、
可愛い雑貨と綺麗なお花がたくさんあります。




ディスプレイまでおしゃれ

















ステーショナリーやアクセサリーも



雑貨を展示している机には病院時代など、
古くから使われてきたものも。



また、奥にはこんなスペースも・・・



病院で使われていた道具が展示してあります



可愛いがたくさん詰まったお店。
中にいると時間が経つのを忘れてしまいそうです。



皆さんも七日町に来た際には
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。



(文・写真 湯川綾音)




住所 山形市七日町3−2−8
電話 023−631−2503
営業時間 11:00〜19:00 (日曜日は11:00〜17:00)
定休日 月曜日・木曜日

2017年1月19日木曜日

第09話 本とお茶、ときどき羊羹。





こんにちは。

山形は厳しい寒さが続きますが、皆さん体調はいかがでしょうか。

私はこの寒さを言い訳に新しいコートを買ってしまいました。

今日は新しく買ったコートを着て、七日町を歩いていきたいと思います。















今日はあいにくの曇り空。

静かなまちには、今にも時計の針の動く音が聞こえてきそうです。


文翔館の門をくぐり、庭を通り抜け、今日はこっちに歩いてみよう。


まちがしんとしているせいか、自分の足音がいつもより大きく鳴っています。

ぎゅっ ぎゅっ ざく ざく















ふと顔を上げると、そこにはお店が。

窓から温かい光が溢れています。

今日はここにしよう、私は自然とそう思いました。


中に入ると、書房という名の通りたくさんの本が並んでいます。

歴史の本、物語、雑誌に絵本まで。

表紙を眺めているだけでもわくわくするような本がいっぱいあります。


席に座ると、奥から出てきたお店のご主人がメニューを持ってきてくださいました。

私はそのメニューを見てびっくり。

見た目が文庫本そのものだったので、はじめメニューだとわかるまでに少しかかりました。

可愛らしいメニューなので、皆さんはぜひお店で見てみてくださいね。


さて。

緑茶と羊羹を注文したら、本を選びます。

ここ紙月書房さんでは買っても買わなくても本棚から自由に本をとり、

自分の席でゆっくり読むことができるそうです。

注文したお茶とお菓子がテーブルに運ばれてきたら、至福の読書タイムがはじまります。

本を読み、羊羹を一口。

そうしてゆっくりと時間が過ぎていきました。















気がつくと、もう1時間も経っていました。

あまりの居心地の良さにお店を出たくなくない・・・

外はもう暗くなっています。

仕方ない、今日はここでお暇しましょう。


また来ます。

そう言って店を出ました。

冬の夜は寒さが厳しく、なんだか寂しい気持ちになります。

またあのお店に行きたいな。

そう思いながら、私はまた歩きました。




紙月書房

🏣 990-0054  山形市六日町7-53

・ 営業時間 / 10:00~19:00
・ 定休日 / 毎週火曜日&第2・4水曜日
・ 駐車場 / 有
・ ホームページ / kamitsuki.jp


(文・写真 佐藤佑海)



2017年1月12日木曜日

第08話 老舗の味を、音楽と共に


皆さん、こんにちは。




新しい年がスタートして約2週間。
静かだった街にも、だんだん活気が戻ってきました。




すっかり日も落ちた頃、七日町付近を散策していると…




向こうに小さくコーヒーの絵が…




















どうやら喫茶店のようです!



















気になるお店、見つけました。
その名も、「シャンソン物語」
1984年にオープンし、今年で創業33年を迎える喫茶店です。




この喫茶店、なんと店舗は緩い傾斜の階段を降りた地下にあるのです。
早速行ってみましょう!




いざ、入店



















店内はシャンソンが流れるなんともレトロな雰囲気。
リラックスできる空間が広がります。




店内にはアンティークな家具も




















この店の人気メニューという【ワッフルと日替珈琲のセット】を注文してみました。




美味しそう‼︎



















外はサクサク、中はふわふわな焼きたてワッフルに、濃いめのコーヒーがよく合います。
今にも頰が落ちてしまいそうな美味しさに感動しました。




このセットで、価格は1050円。
少しお高めですが、ちょっとした贅沢に、自分へのご褒美に、ぜひいかがでしょうか。




懐かしさを感じる空間で、至福のひと時、味わってみませんか?




住所:  山形市旅篭町2-2-25
電話番号:023-641-6395
営業時間:平日    11:00~19:00
     土曜・祝日 12:00~18:00
     日曜    14:00~18:00
定休日: 無し
駐車場: 無し

(文・写真 迎田崚真)

2017年1月5日木曜日

第07話 正月のまち

あけましておめでとうございます。

今年もまたブログを更新していきますのでよろしくお願いします。




さて、今回の取材は正月だったので年が明けて間もない七日町を散策することにしました。

薄々予想はしてたのですが閉まっているお店ばかりでした。


人気を感じません


案の定大沼デパートも休みでした


撮影に行った時には市役所も閉まってました

















ほっとなる広場もおやすみの店ばかり


















町全体が静まり返ってるというわけでもなく、一部の店は通常通り営業していました。

そして歩行者はぼちぼちと、また多くの車が七日町を通っていて、

わずかにですがにぎわっていました。

いつもよりは静かな、だけど滅多に見れない特別な七日町を見ることができました。




今年も1年、よろしくお願いします。


(文・写真 川村啓太)